■自己成長できる人材

当社では社員が成長し夢を描けるように、一人一人と真剣に向き合いながら社員教育を行っています。そのーっとして、
ご両親への感謝の気持ちを伝えながら、初任給で買ったプレゼントを贈る「親孝行月間」という行事があります。人に尽くすことは、自分にとっても大きな喜びとなるはずです。また、お客機や取引企業、社員の家篠への感謝の気持ちを還元するため、社員全員で運営する「クビキ・トゥルーラブ・コンサー卜」というクラシックコンサー卜を1995年より開催しています.親孝行を通して、さらには自分たちで成し遂げるイベントを通して達成惑や感動を実感して欲しいのです。
求めているのは一緒に日本一を目指してくれる人財です。例えば8時間を会社のために拘束されるのであれば、それは自分のために使っている時間であり、会社という舞台の上で演じるのは自分であることを認識して欲しいですね。目標に向かうエネルギーを持ち、自己成長したいという気持ちがあれば、きっと会社の夢と個人の夢をリンクさせることができると信じています。

■自分らしく、後悔しない生き方

私は小学生の頃から将来の自分を想像し、夢を描いていました。自分らしく生きるためには社長業が向いていると思い.中学生の頃に経営書を読んだりもしました。学生の頃は遊んだし、自由奔放だったかもしれません。今も自由でわがままに生きたいと思いますが、それは好き勝手にするということではありません。わがままに生きるためには人に認められなくてはならないし、厳しく苦しみを伴うものです。
今、私がこだわっているのは一点豪華主義。例えば宿泊ホテルや車にしても、より品質の高いものを選ぶことにより、価値のあるものとはどういうものかを知ることができます。社員には一流ホテルで研修を受けてもらいますが、最高のサービス
を受けることがどれほど気持ちの良いことかを経験して欲しいという狙いがあるからです。一流を知らない者が一流のサービスを提供することはできません。いつも今が一番幸せだと言えるためにも、たくらみを持って力ッコ良く生きたいですね。

■夢を持ち、自立した人間

私が若い人たちに助言したいのは.夢を持っていて欲しいということです。

若いからこそできることがたくさんあります。冒険もその一つ。人の道をはずれない当たり前のことをきちんと身につけた上で、いろいろなことに挑戦して欲しい。遊びも含めてやってみたいことがあったら、どんどんチャレンジして欲しいと思っています。私も奔放な学生時代を送りましたが、当時のことを後悔していませんし、むしろ良かったと思います。素直にまっすぐに伸びてきた優等生もすばらしいが、波瀾万丈で挫折感を味わってきたような人間こそ魅力的です。私は安定志向ではなく夢を持ったベンチャー施行の若者に期待しますし、当社ではきっと力を発揮できると思います。
生きるということは魂を磨き、心を高めていくことではないでしょうか。これを達成するためにも仕事が重要で、仕事の中で達成感や成功によって、生きる喜びを見出し、自分自身の成長を感じて欲しいと思います。